社会福祉法人　新緑福祉会

　２月１８日と３月１１日の水曜日に、お茶活動のボランティアでいわやに来てもらっている先生のご自宅で、いつもと違う雰囲気の中、お茶室体験をさせていただきました。参加者は利用者６名、職員２名の合計８名で、始め利用者さんは少し緊張気味でしたが、いつもの先生の笑顔を見て、安心されたようでした。二階の眺めのよいお茶室で、いわやでのお茶活動とは違い（？）脊筋を伸ばし、正座し、きちんと挨拶をしてお茶会が始まりました。お菓子や抹茶を美味しくいただき、時間が経つにつれ、だんだんと和やかな雰囲気になり、会話が弾みましたが、奇しくも、その日は東日本大震災の日で、話題はいつしか阪神・淡路大震災の話になり、先生のご自宅も大きな被害を受け、大切な茶器もたくさん壊れてしまったとお聞きしました。その話を伺いながら、皆さんと楽しくお茶会ができる事の幸せをつくづく感じました。

　この場をお借りいたしまして、東日本大震災にあわれました皆様に、真の笑顔が戻る事を願うしだいでございます。